DM外断熱工法

|DM外断熱構法トップ|強さ編|健やかさ編|味わい編|よくあるご質問|
断熱材の種類は?プラスチック系断熱材であれば何を使ってもいいのですか?
基礎・壁は押出し発泡ポリスチレンフォームB3種です。屋根は押出し発砲ポリスチレンフォームB3種とネオマフォームの2種類から選択できます。それぞれには理由がありまして、基礎は耐水性を考えると押出し発泡ポリスチレンフォームB3種が良く、壁はモルタルを直接塗りますのでモルタルとの相性(耐アルカリ)とこの製品を使うことによって30分防火構造の大臣認定を取得しております。
屋根は押出し発泡ポリスチレンフォームB3種50mmとネオマフォーム40mmの選択ですが、屋根の場合は圧縮強度ではポリスチレン、断熱性能は厚みを変えることで同じ、経年変化ではネオマフォームが優れています。何十年という年数を考えると、価格は少し高いですが、断熱性能の落ちにくいネオマフォームの方が良いと思います。当社では地球環境のことも考えて押出し発泡ポリスチレンフォームB3種の中でもノンフロンのカネライトスーパーEとネオマフォームを使っております。
外壁通気層が無いのですが、どうしてですか?
外壁通気層がなぜ必要なのかを考えると通気層が必要ではない理由がわかります。
1.グラスウール等の繊維系断熱材は湿気を通しますので、壁体内結露を防ぐために通気層で湿気を逃がす。(これだけでは壁体内結露は完全には防げない)
2.サイディングは雨水を完璧に止めることが出来ないので通気層から下へ落とすのと、サイディングの裏面が湿気ると変形しやすい。
3.夏季の外壁の遮熱対策。これは外壁面の日射時間等を計算してもほとんど効果が無い。
以上のようなこと外壁通気層が必要と言われているわけです。
DM構法では通気層が無くても、モルタル・断熱材・防湿フィルム・30mm板材の4層で壁体内結露のシミュレーションをして、どの部分でも結露しないという計算結果を出しております。
外壁に関してはサイディングを使わないので関係ないです。断熱材は紫外線と空気に触れる事で劣化しますので断熱材のためにも通気層は無いほうが良いのです。このような理由でDM構法では外壁通気層が無いのです。
外壁通気層が無いのに、どうして屋根は通気層があるのですか?
屋根は外壁と異なり、夏季に取得する日射熱が強く且つ長時間にわたります。屋根材表面で85℃、屋根材裏面で70℃位に上がります。この熱が断熱材や下地材の劣化を早める大きな原因となります。屋根の通気層は外壁と違って直線的で棟換気を通して熱気を排出する効果が非常に大きいのです。一般の住宅の小屋裏が夏場に50℃になるのは、屋根断熱でないのと屋根通気層が無いからです。夏の暑さを防ぎ、断熱材の劣化を防止するために屋根通気層はあった方が良いのです。
構造材は集成材ですが、無垢材では出来ないのですか?
集成材も無垢材も使用可能です。集成材は品質や外観の安定性では無垢材よりも優れておりますので標準仕様としております。
無垢材使用の場合は、乾燥度合などに細心の注意を払っても経年によるヒビ割れ等によって派生する外観上の問題が発生することもあります。強度などには影響ありません。
ご理解いただけるお施主様には無垢材の使用は可能です。
外壁はモルタル以外では出来ないのですか?
無指定地域であればどんな外壁仕上材でも使用可能です。2002年6月に建築基準法が改正されて、法22条地域・準防火地域ではDM構法のような内装仕上材(プラスターボード等)の無い構造は防火構造にならないので建てられなくなりました。
しかしDM構法は、柱・板(30mm)・断熱材・軽量モルタルの組み合わせで30分の防火認定(大臣認定)を取得しておりますので建てることが出来るのです。外壁の仕上げについてはモルタルでしか防火認定がおりておりませんのでサイディング等は使用できません。但しモルタルの上からタイル・板等施工することが出来ますので、外観に変化をもたらすことは十分可能です。
屋根はどんな形でも出来るのですか?
いずれの形でも全く問題無く施工できますが、DM構法は構造躯体表しの工法なので内から見た梁組の美しさが問題になります。寄棟は、隅木・谷木を受けるために梁組が複雑になります。半切妻や入母屋も同じように複雑な梁組となりますので、DM構法本来の美しくバランスの取れた梁組をするのであれば切妻・大屋根・片流れタイプがお勧めです。
サッシは何を使ってもいいのですか?
サッシにも断熱・気密性能があって、高断熱・高気密の家では断熱等級H3以上・気密等級A4以上の性能のものが必要です。次世代省エネ基準に適合するには、金属樹脂複合サッシ以上の断熱気密性能のあるサッシを使わなければなりません。
壁面に比べて窓面は断熱・気密の面で弱点となりますので、出来るだけ性能の良いサッシを使うことをお勧めします。
一般に使われているアルミサッシでも施工は可能ですが、サッシやガラス面で結露したりサッシから隙間風が入ることが考えられ、冷暖房効率も悪く省エネになりません。私どもでは、YKKのエピソードを標準採用しています。
床材は杉板が標準のようですが、それ以外はだめなのですか?
肌触り・歩き心地・保湿性・吸湿性等を考え杉材を推薦しております。桧や赤松の無垢材の使用もOKです。お客様の好みや予算に合わせて決定してください。
準防火地域でも建てられるのですか?
準防火地域での建設は可能です。
ただし、3階建ての場合は建築基準法により、内装は石膏ボードなどの耐火に強い内装材の使用が必要です。
断熱材に直接モルタルを塗るようですが、それで持つのでしょうか?
外壁モルタルの強度はモルタルと断熱材との接着強度ではありません。
DM外断熱構法は、断熱材を介して専用ビスで高いヒビ割れ防止対策を行った専用ラス網を構造躯体に固定し、これに軽量モルタルを塗布します。
モルタルは軽量モルタルで、その厚みは8〜10mmです。さらに軽量モルタルの表面にはガラスネットで表面のヒビ割れ防止を行っております。ヒビ割れの原因であるモルタルの乾燥や構造躯体の振動に対して、構造躯体並びに外壁の断熱材を含めたトータルの部材構成が外壁の耐久性を高め従来に無い高いヒビ割れ防止となっております。
集成材や耐力壁パネルは接着剤を使用していると思いますが、ホルムアルデヒドやVOCは大丈夫なのですか?
集成材の接着剤には、ホルマリンを含むフェノール系とホルマリンを含まないウレタン系の接着剤があります。DM構法に使用している集成材・耐力パネルはホルマリンを含まない水溶性のウレタン接着剤を使用しています。両方の部材ともF☆☆☆☆の認定を受けた部材なので一般の建材と全く変わりません。どんな材料も接着剤を使用している限りVOCが全くゼロということにはなりませんが、24時間換気システムを稼働させることで人体に害を及ぼす量になることはありません。
DM外断熱構法と他の外断熱工法との違いは何ですか?
DM外断熱構法は他の外断熱工法と異なり、法22条地域・準防火地域においても内装に石膏ボードの施工が不要となります。従って、施工が簡略化できるため工期の大幅な短縮や部材数の減少でコストダウンが可能です。またDM構法は一般の住宅の2倍以上の木材を使用しますので他の外断熱の家と比べると木の持つ調湿効果により冷房時は床材がある程度除湿してくれ、冷房エネルギーを少なくしてくれます。また冬は暖房により過乾燥になりがちですが板材が湿気を放出してくれるので快適な空気環境になりやすいです。
更に、住む人にとって従来の壁内空間がすべて室内空間として有効利用できます。また構造躯体が表しなので柱や梁の朽損が常時監視でき維持管理がやりやすいので、住まいの寿命が長くなり中古住宅における資産価値が飛躍的に高まることが予想されます。
![]()
![]()









