先日、「第41回住まいのリフォームコンクール」の結果発表があり、
今年度は、住宅リフォーム部門に306件、コンバージョン部門に10件の、総数316件の応募があり、「第41回住まいのリフォームコンクール審査委員会(委員長 松村秀一 神戸芸術工科大学 学長)」による審査の結果、上位賞7賞をはじめとする28件の入賞作品が選定されました。
第41回 住まいのリフォームコンクールの概要につきましては、下記のサイトをご覧下さい。
「https://www.chord.or.jp/reform_contest/」
全国から選りすぐりの作品が寄せられてきますので、入賞するのはとても無理だろうと思っていましたが、幸運にも上位賞7賞のうちの一つ、「一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会会長賞」に選ばれました。
感謝です。
受賞したのは、内田さんが設計した作品でした。
10月3日に住宅金融支援機構「すまい・るホール」にて行われた表彰式の様子です。
会社を代表して内田さんが出席いたしました。
作品はこちらです。
「祖母から孫へ 世代を超えて住み継ぐ住まい」
設計のポイント
・子育ても育児も趣味も、飽きがこず生活を楽しめるシンプルなデザイン
・耐震等級&断熱性能のアップで夏も冬も快適で安心に
・将来は一階だけでも暮らせる間取り
・キッチンを中心に水回り~主寝室~洗濯干し場を回遊できる家事ラク動線
・読書に子どもの遊び場、瞑想室?リビングの角に設けた居心地の良い小スペース“ヌック”お施主様からのご要望
子どもが元気に走り回れる、明るく広々としたリビングダイニングを希望しました。まだ子育て真っただ中なので、どこにいても子どもに目が届くこと。家中に段差がなく危険がないこと。シンプルな中にも生活が楽しめる、ちょっとした遊び心もあれば嬉しいです。プラン決定のポイントと工夫
日当たりの良い和室二間と縁側を、開放感あるワンルームのLDKに改修。対面キッチンからは庭まで見通せて、子どもの見守りも万全です。また、窓側には家族共用のカウンター、奥には籠り感のある“ヌック”を設け、読書や子どものお昼寝など、多目的に活用できるスペースとしました。お施主様からのご感想
広くて明るく段差のないLDKに子どもも大喜びで、毎日のびのびと過ごしています。大窓のある大空間でも、断熱改修のお陰で寒さは感じません。隠れ部屋のような“ヌック”は居心地がよく、収納棚を腰かけにして本を読んだり、子どもが遊んだり、ごろんと横になったり、大いに活用しています。
こんな感じのリノベーションでした。
改修前
南面する和室2間と、それに隣接するDK、水回り+廊下を改修
工事中
スケルトン状態まで解体
現況を調査し、既存筋交いと新設耐力壁+金物により耐震性を確保
完成
和室二間を、南面窓と間接照明で明るく広々としたLDK
キッチンを対面させ、家族を見ながら作業が可能
窓辺にはカウンターを設けちょっとした作業スペースを
間接照明の多用で天井面の照明をなくし、
白と木目を基調とした色選びで落ち着いた雰囲気かつスッキリとした空間に
抜けない柱はキッチン横の壁やヌックの壁に
独立して出てくる柱も取り替え補強した
デッキを新設し、庭も取り込んだLDK計画とした
斜め壁で洗面所に広がりを
LDK・主寝室からのアクセス良し
LDK一角にこもりスペース(ヌック)を、子どもの遊び場に
詳しくは竣工事例のこちらをご覧下さい。
「https://www.sanyu-k.jp/reform/project/55.html」
これまで住まいのリフォームコンクールでは3回の受賞歴がありますが、
今回、2013年の第30回以来の久々の受賞となりました。
前回受賞したのも内田さんが設計した作品でした。
こちらです。
「夢ある大人のモダン空間」
詳しくはこちらをご覧下さい。
「https://www.sanyu-k.jp/reform/project/13.html」
いまから11年前に同コンクールで受賞したときの内田さんの写真です。
ちょっと初々しい!です。
最後になりましたが、
これも一重にお施主様のご理解あってのことだと感謝致します。
また、設計を担当した内田さんはもとより、
現場監督として実際に工事をまとめた内田君、職人さんたちに敬意を表します。
この受賞をバネにして、より一層の研鑚を積み重ね、
お客様から「三友さんに頼んで良かった」と言って頂けるように、今後も頑張って参りたいと思います。