もうすぐSE構法で着工の物件があり、
その事前打ち合わせを兼ねた勉強会です。
今回は設計・工務スタッフに加え、
基礎工事、大工工事、電気工事、給排水工事、ガス工事などの
構造躯体に絡む協力会社のメンバーにもご参加いただきました。
3時間の勉強会でしたが、
熱心な意見交換でもりあがりました。
当社では設計と工務の話し合いは、
設計工務会議という形で定期的に行っていますが、
今回のような協力会社を交えての勉強会は久しぶり。
みなさんの率直な意見も聞けていい勉強会となりました。
SE構法は、強固な構造躯体と厳密な構造計算により、地震に強く、自由度の高い空間設計を可能にする木造建築技術です。従来の木造建築では、多くの壁や柱が必要で間取りの自由度が制限されていましたが、SE構法では以下の特長により、安心・安全で理想的な住まいを実現できます。
SE構法の特長
1. 強固な接合部: 独自開発の「SE金物」と「Sボルト」を使用し、地震時に最も壊れやすい接合部の強度を高めています。
2. 高品質な構造材: 一定の強度が確保された構造用集成材を使用し、平角柱と大梁で構成された「耐力フレーム」により、大開口の設計が可能です。
3. 高強度の耐力壁: 在来工法に比べて約3.5倍の強度を持つ耐力壁を採用し、壁の量を減らして開放的な空間を実現します。
4. 全棟構造計算: 鉄骨造やRC造のビルと同様に、一棟一棟で緻密な構造計算を行い、地震に対する強さを数値で示しています。
5. 耐震シミュレーション: 実際に起こった地震のデータを基にしたシミュレーションを行い、SE構法の安全性を検証しています。SE構法のメリット
• 高い耐震性能: 構造計算と強固な接合部により、地震に強い住宅を実現します。
• 自由な空間設計: 大開口や大空間の設計が可能で、理想の間取りを実現できます。
• 資産価値の維持: スケルトン・インフィルの考え方を取り入れ、ライフスタイルの変化に応じた間取り変更が容易で、資産価値を保ちやすくなります。
• 長期優良住宅の取得に有利: 高い耐震性や省エネルギー性など、長期優良住宅の認定基準をクリアしやすくなります。
• 確かな品質保証: 構造設計から部材加工・施工体制まで一貫したシステムで管理され、最長20年間の品質保証が提供されます。これらの特長とメリットにより、SE構法は地震に強く、デザイン性の高い木造住宅を実現するための優れた工法と言えます。
詳しくは、公式サイト「https://www.ncn-se.co.jp/se/」をご覧下さい。