お客さまのご厚意により、
今回、構造見学会を開催させて頂くお家は、
ご夫婦+お子さん1人で暮らされる「平屋の家」です。
建坪は居住スペース23坪+ガレージ4.8坪+駐輪場0.6坪
「性能×デザイン×暮らし」をテーマに、
デザインだけでなく性能や暮らし方にもこだわった住宅です。
今回の建物は、
外壁がダブル断熱仕様。
外張りでネオマフォーム45㍉を張り、
室内側からもロックウール100㍉を充填しています。
屋根がキュウーワンボード61㍉。
【基本性能】としては
・「長期優良住宅」
・「耐震等級3」
・「省エネ等級6(G2)」
・「省令準耐火」
の認定を受けた住宅です。
デザイン面では焼杉の外観が印象的な
「ガレージハウス」となります。
完成イメージパースがこちらです。
スタディ模型
焼杉を張っている状況。
構造見学会の開催場所は合志町。
開催日は、2月15日(土)・16日(日)の2日間です。
工事途中の「構造骨組み」や
「外張り+充填」のダブル断熱の舞台裏をすべてお見せします。
また今回はとくに「焼杉」の風合いもご覧にたたけます。
滅多にない機会ですので、お気軽にお越し下さい。
最近お問い合わせの多い「焼杉の外壁」について。
以前、熊本市内にて施工いたしました住宅の事例を
参考までにご紹介します。
焼杉板
外張り断熱を施した上に焼杉板を張っていきます。
ほぼ張り終えた外観がこちらです。
完成したらこうなります。
夕景
焼杉は杉板の表面を焼いて炭化させたもので、
通常の杉板にはない耐久性があります。
独特の風合いや光沢もあり、見た目にも美しい素材です。
何度か、このコラムでも紹介していますが、
最近お問い合わせの多い素材なので、
改めて紹介させて頂きます。
焼杉は昔からある伝統工法で、
伝統的な「三角焼き」と、
近年誕生した「バーナー焼き」があります。
外壁に向いているのは「三角焼き」で、
厚い炭化層があり、
ほぼメンテナンスフリーな耐久性があります。
以前、鹿児島ベガハウス様で行われた
股旅社中ワークショップの際に、
実際に焼杉板を制作する過程を見学いたしました。
その時の様子です。
完成
ベガハウス様敷地内にある、実際に焼杉板を外壁に使った建物。
焼杉の外壁には樹木の緑が映え、とても美しいです。