上棟式&モチ投げを執り行いました。

最近は上棟式自体を簡略化される方も多く、
ましてや「モチ投げ」をされるお施主様は、
熊本市内でもめっきり少なくなりました。
それでも当社では、
せっかくの家づくりの一場面として、
「一生の思い出にもなりますし、
近隣の皆さまへのご挨拶にもなりますよ」
とお声がけしています。
すると、
「子ども達の思い出にも残るのでぜひやってみたいです」と、
前向きに検討してくださるお施主様もいらっしゃいます。
先日行ったモチ投げも、まさにそんな一日でした。
あいにく私は所用があり参加できなかったのですが、
現場に立ち会った作村さんの話によると、
お天気にも恵まれ、沢山の方がお越しになった!とのこと。
開始時刻が近づくにつれ、
近隣の皆さまが続々とお集まりくださり、
それに加えて、お施主様のご友人もたくさんお見えになって、
現場まわりはあっという間に人だかりに。
「モチ投げを見るのは初めてです」という方も多く、
いざ餅やお菓子がまかれ始めると、
みなさん一気にスイッチが入り、
子どもさんはもちろん、
大人の方も夢中になって拾っておられたそうです。


上棟の喜びをみんなで分かち合いながら、
同時にご近所へのご挨拶もできるのが、
モチ投げの良いところ。
昔ながらの風習ではありますが、
こうして今の暮らしの中に取り入れてみると、
やはり「いいものだなあ」とあらためて感じさせられます。
これからも、お施主様ご家族にとって、
そして地域の皆さまにとっても、心に残る「場面づくり」を
家づくりと一緒にお手伝いしていければと思います。
S様邸はこんな感じのお家です。
「2台分のビルトインガレージがある、焼杉の平屋」
設計するにあたって考えたこと東西に細長い敷地に合わせて建物を東西に長く配置し、各居室が南からの日差しを取り込めるように計画しました。リビングは道路からの視線を遮るL字型とし、プライバシーと開放感を両立しています。
内部は広々としたLDKを中心に、薪ストーブを設置して「火のある暮らし」を楽しめる空間に。サッシを開ければ縁側や庭へと連なり、内外のつながりを感じられます。北側の壁一面には造作家具を設け、収納やワークスペースを充実させました。
小上がりの和室、専用書斎、固定階段で上がれるロフトなど、多様な暮らしに応える間取りとし、仕上げには杉板やシラス壁といった自然素材を用いて旅館のような落ち着きを目指しました。
イメージパース


スタディ模型




