【令和8年熊本地震に際して】
このたびの令和8年熊本地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
いまだ安心できない状況が続いておりますが、当社でも、一日も早く皆様が日常の暮らしを取り戻せるよう、スタッフ・協力会社が一丸となって復旧対応に当たっております。
現在は、生活に支障を来す被害への対応や、屋根の雨漏りを防ぐための応急処置を優先して進めております。そのため、工事をお待ちいただいているお客様には大変ご迷惑をお掛けしておりますが、何とぞ事情をご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
本日8月1日は、三友工務店の創業記念日です。
昭和28年(1953年)に創業してから、今年で73年を迎えることができました。
創業当時、熊本では「白川大水害(6.26水害)」という大きな災害が発生したばかり。
復旧と復興の只中で、父・古閑靖通が会社を興したのが、私たち三友工務店のはじまりです。
そこから半世紀以上。
二代目の私が引き継ぎ、今では三代目も会社の一員として力を発揮してくれています。
モットーは「堅く、細く、永く」
三友工務店の経営理念は、とてもシンプルです。
「堅く」──堅実に。
目の前のお客様としっかり向き合い、信頼を積み重ねていくこと。
無理な拡大や背伸びはせず、地に足のついた歩みを大切にしています。
「細く」──規模の追求より、きめ細やかな対応を。
大きくなることよりも、小回りの利く柔軟さこそが私たちの強みです。
「永く」──そして、長く続けること。
建てて終わりではなく、住んでからもずっと寄り添える存在でありたい。
次の世代へも受け継がれるような家づくりを目指しています。
■創業の精神
創業の精神を受け継いで
三友工務店は私の父、古閑靖通が昭和28年に創業した会社です。
父の幼少期はまさに戦時中で、成人の頃に終戦を迎える厳しい時代でした。
皆が貧乏で貸家暮らしが当たり前の中、
持ち家への憧れから熊本工業の建築科に進学し、
卒業後は第6師団で施設工事の現場監督、
終戦後も建設会社で現場の仕事に携わってきました。
その後熊本に戻り、土地家屋調査士を経て創業へと至ります。
現場回りの合間に事務所で図面を引く先代

会社を興した当初は戦後の復興期で、
リヤカーを引きながら建物の修繕をするなど苦労もしました。
しかし、その地道な努力から少しずつ
「よか仕事ばしなさる」と人づてに仕事も増え、
やがて市や県の大きな公共工事を手掛けるまでに成長しました。
父は現場の仕事に納得しないと
建築途中の家でもイチからやり直しをさせる、
いわゆる“もっこす”でしたが、
その仕事に対する情熱と揺るぎない信念で
多くの信頼を得てきました。
キリッとした立ち姿から先代の頑固一徹な性格が伺えます

後に訪れたバブル期には、
銀行から借金をして事業を拡大し、
バブル崩壊と共に倒産する会社も多くありました。
しかし、私たちは父の「借金をしてまで大きな仕事はしない」
「金を失っても、信用を失う仕事はするな」という信念に基づき、
時代に踊らされることなく堅実で健全な経営を貫いてきました。
「おたくの会社は堅か」とよく言われますが、
どんな不況の波にも左右されず、
確かな実績を残してこられたのも、
父が貫いてきたこの創業の精神があったからこそです。
私たちが一番大切にしていることは、
三友工務店という会社を信頼し、
仕事の機会を与えていただいたお客様を
心から尊敬すること、感謝することです。
そして、その思いに十分に応える良い仕事をすることで、
お客様に喜んでいただければ、
これ以上にうれしいことはありません。
また、その時に注いだ仕事への情熱が
私たちの豊かな経験の蓄積となり、
さらなる技術の向上へと繋がっていくことと信じています。
これからも私たちは
「信頼を損なう仕事はしない」という創業の精神を胸に、
プロフェッショナルな技術屋集団としての責任とプライドをもち、
どんな仕事にも真摯に取り組んでいくつもりです。
細かな箇所まで厳しく現場を確認する先代(明専寺さま山門工事・・・最後の現場)

また、世の中は近年めまぐるしく変化していて、
人が住まいに求めることも昔と同じではなくなっています。
そのため私たちは日々技術やデザインを磨き、
時代のニーズに応えることをとても大切にしています。
同時に地域に根ざした町の工務店として、
どんな時代にも変わらないこだわりも持ち続けていたいと思っています。
私たちは、これから先もずっと、
お客様の「あたとこは良か仕事ばしなさる」という信頼と、
「あたげに頼んでよかったぁ」という感謝の言葉を心に深く刻み、
皆様に愛され、必要とされる存在でありたいと願っています。
そして、お客様の想いと、
私たちの家づくりに対する熱い想いを重ね合わせ、
心に残る本当に良いものを創りあげていきたいと思っています。




