注文住宅(熊本県阿蘇郡南阿蘇N様邸)
| 構造 | 在来木造 |
|---|---|
| 延床面積 | 75.52㎡(22.8坪) |
| 敷地面積 | 599.04㎡(181坪) |
設計のポイント
南阿蘇の外ダイニングを愉しむ住まい
屋根はシンプルな切妻、外壁は黒い焼杉の、南阿蘇の雄大な景色に美しく映える平屋です。お施主様の一番のこだわりは、畳リビングとフラットにつながる広い“外ダイニング”テラス。景色を眺めながら食事をしたり、友人を招いてバーベキューをしたり、趣味の読書にいそしんだり、自然と一体となれる半屋外スペースです。
お客様の声
Q1 家を建てようと思ったいきさつを教えてください
A1 (御主人様)結婚して賃貸アパートが手狭になったことが、家を建てようと思った一番のきっかけです。当時は熊本市内やその近郊で土地から探していましたが、金額と広さがなかなか厳しく、折り合いのつく土地が見つからないまま5年近く経ってしまいました。あわせてハウスメーカーや住宅展示場もいろいろと見て回ったものの、こちらもピンとくる会社とは巡り合えませんでした。
そこで候補にあがったのが、南阿蘇にある祖父の土地。私の母の実家になります。今回家を建てることになったのは、祖父の家が建っている対面で、プレハブ小屋が建っていたところ。小さい頃はよく遊びに行ったりして、私にとってはなじみのある場所です。
Q2 三友工務店を知ったきっかけは何ですか
A2 (奥様)三友工務店さんを知ったのはホームページです。「無垢材」を使った「自然素材の家」で検索していたところ、三友工務店さんのページに行きつきました。その頃はもう南阿蘇に家を建てようと思っていたので、自然の景色に似合う家をつくることができる会社であることが一番の条件。そうなると大手のハウスメーカーや、普通の外壁サイディングしかできない会社も違うかなと。
三友工務店さんの第一印象は、きれいな家を建てていて、ちょっと高そう。外断熱を採用していて、鹿児島のベガハウスさんとも関係がある会社。とりあえず無料家づくり相談会に申し込み、次いで設計セミナーにも参加して、私たちの要望を聞いてもらいました。その後、建設予定地も確認してもらい、提案してもらったプランが良かったので、お願いすることに決めました。
Q3 家づくりでこだわったところを教えてください
A3 (御主人様)街中で人や車が多かったり、隣家との距離が近かったりするのは嫌だったので、南阿蘇は理想的でした。土地が広く、景色がよく、外断熱で性能の高い家。自然の豊かな景色を存分に取り込んだ家。外壁もサイディングではなく、塗り壁や焼杉といった自然素材で。そして、せっかく家を建てるのだから、賃貸ではできないこと、例えば庭や畑を作ったり、ペットを飼ったり、そういう自由のある暮らし方ができる家にしたかったです。
(奥様)三友工務店さんがこれまで建ててきた家としての品格は保ちつつ、南阿蘇という土地に合わせたラフな感じの平屋。きれいすぎないデザインが良かったので、壁の素材は白いシナ材ではなく、ラフなラワンベニヤを選びました。
Q4 新居の暮らし心地はいかがですか
A4 (御主人様)真冬の引き渡しで熊本市内から越してきたため、南阿蘇の寒さはかなり厳しかったですが、家の中はとても快適です。家の中で多く過ごしているのはリビング。コタツでまったりとしながら、大窓に映る外の景色を眺めています。
個人的には、軒裏からリビングダイニングに続く垂木の現しができたことに大満足。たくさんある本がしまえる造作本棚もよかったです。書斎のように限定した感じではなく、家の中のあちこちに本があり、好きな場所で好きな時に読めるようにしたかったので、この壁一面の本棚はとても重宝しています。
(奥様)すべての居室が視界の開けた北側にあり、大きな窓から雄大な阿蘇の山々を眼前に眺められます。特にカウンターが気に入っていて、景色を見ながら仕事をしたり、お茶を飲んだり、のんびりと過ごしています。
Q5 今回の家づくりを振り返っての感想を教えてください
A5 (御主人様)時間はかかりましたが、いろんなハウスメーカーや住宅展示場を見て回ったことで、自分たちの家へのイメージが明確になったのがよかったです。これから暖かい季節になったら、屋根のあるテラスにビニールカーテンか網戸をかけて、半屋外のダイニングとして使えるようにしたいし、庭や畑もつくりたい。友人たちはキャンプがしたいと言っているので、いろいろ出来ることからやっていきたいです。
ただ今更ですが、建物だけでなく、完成後の暮らしのイメージをもう少し共有できれば良かったかなと思います。広い土地を今後どういうふうに使っていくのか、そのイメージがなければ本来は家の配置や玄関の位置も決められないはずで、家づくりというものは、単に家の設計の良さだけではないと思っています。
(奥様)メールなど文章でのやり取りが多く、文字だけではない意図の汲み取りなど、意思疎通の難しさを感じることが多々ありました。例えば、当時は熊本市内に住んでいて、現場の南阿蘇まで何度も見に行くことができなかったため、一週間ごとに現場写真を送ってほしいと伝えていました。でも、送られてきたのは整理された現場写真で、間隔も2か月に一度ほど。こちらは細かい工程表をもらっているわけでもなく、ざっくりとしか分からない状態です。だから工事がどれだけ進んだか、今は何をしているのかを知りたかったわけで、現場に変化があったごとに送ってほしかったし、写真も撮りっぱなしのラフなものでよかったのですが、うまく伝わっていなかったようです。
(御主人様)すべて完全におまかせの人なら写真を送ることなど不要でしょうが、私たちは途中経過が心配だったので報告をお願いしました。他にもなかなか現場を見にいくことができない人もいるかと思いますので、三友工務店さんでもこういう状況に対応できれば、なお良いのではないかと思います。
(奥様)家を建てるまでに5年近くかかりましたが、その間、他社も含めて見学会などいろんな家を見に行くことができたのは良かったです。造作や使用素材など、実際の住まいを見ることは大いに参考になりました。ただ、洗面所とトイレの窓は開く必要はなく、FIXでもよかったのではないかと、暮らしはじめてから気づきました。キッチン収納はちょっと少ないかなと思った通り、やはり存外にモノが多くて足りていませんが、まだ引っ越したばかりなので、これから上手に片づけていきたいと思います。
Q6 弊社が今後もっと良くなるためのアドバイスがあればお願いします
A6 (御主人様)打ち合わせ時の議事録があっても、手書きだと後から内容をまとめたり、調べなおすのも面倒で、結局いろいろと忘れたり、抜け落ちてしまいがちです。それをデジタル化にすれば、情報の共有もずっとスムーズになるし、やることも確実にチェックできるかと思います。
(奥様)住宅ローンの手続きなど、自分たちで調べなくてはならないことが多くて大変でした。ざっくりとした流れは聞いていましたが、いつまでに何をどうすればいいのか、きっちりとした工程表を出してもらえれば、こちらも逆算できますし、安心してスケジュールを立てることができたのではないかと思います。
また、三友工務店さんでも過去に建てた家の見学会があればいいなと思いました。数年たつと無垢の床は経年変化でこういう色になるとか、ここにこういう造作があれば便利だとか、実際に暮らしている人の生の声を聞くことができれば、これからの暮らしのイメージがもっとつきやすくなると思います。
ありがとうございました。

























































