暮らしの真ん中にキッチンがある 明るく開放的な木の住まい

家づくりを考えはじめた当初は、大きな住宅展示場を中心に見て回りました。その中にいくつか気になる会社があり、話しも進めていたのですが、大手住宅メーカーの押しの強さや追い立てるようなスケジュールに少々困惑していたのが正直なところです。そこで、新たに他社でイメージの合うところはないかとホームページを探していたところ、三友工務店さんのサイトに行き着きました。これまで三友工務店さんは名前も知りませんでしたが、木を使った家づくりは私たちのイメージにぴったりで、多くの実例紹介も参考になりました。特にトップページで紹介されている家はまさに一目惚れと言った感じで、こんな家がいいなとずっと印象に残っています。

ホームページのお客さまの声にも載っていましたが、何でも気さくに話せる雰囲気と、最初に全部決めてしまうのではなく、工程ごとに決めていくことができ、工事が始まってからでも融通が利くということ。営業ありきでなく、私たちの希望を最優先してくれることにも好感が持てました。そして何より最初に上がってきたプランが圧倒的に素敵だったことです。某社と印鑑をつく寸前でしたが、三友工務店さんで家を建てることに決めました。

担当してくださった設計士の三宮さんはこだわりのある人で、私たちがそこまではと言うところまで自分の家のようにこだわって、良い感じにまとめてくれました。三宮さんとのやり取りは平田さんを通してお願いしましたが、熊本に戻って来た時にはゆっくりと時間を取っていただきました。また間に平田さんが入ってくれたお陰で、細かいところまで丁寧に打ち合わせが出来たと思います。工事の進捗状況も平田さんからまめに連絡があり、安心してお任せすることが出来ました。逆に私たちの方こそ仕事が忙しくて時間が取れず、決定事項が遅くなったりと色々ご迷惑をおかけしたのではないかと思っています。

今までマンション住まいだったので、開放感のある吹き抜けには憧れがあり、これは絶対に欲しいと決めていました。また、木の香りのする家をイメージして、床板から造作棚までふんだんに木を使っています。造作にしても、コンセントが見えないようにとか、全体の色味の調和とか、いろいろと我儘を言いましたが、どれもダメとは言わずに検討してくれ、良い塩梅にまとめてくれました。

動線は私たちが考えつかなかったアイデアで、キッチン裏に大容量の収納部屋が出来ました。この収納部屋を通ってキッチンから水回りを回遊できるのが便利です。一方、1階はパブリックスペース、2階はプライベートスペースと完全に棲み分けをしていて、将来子どもたちが巣だった後は1階だけで生活できるようにしているのも希望通り。そのため、1階は落ち着いた色味で統一していますが、2階は壁紙で遊んでいます。子ども部屋のクロスは子どもたちが好きな色を決めました。あと、主人は仕事の関係で帰りが遅く、自宅で仕事をすることもあるので、玄関近くに離れのような書斎を設けています。ここなら夜中でも家族に気を遣わずに作業をすることが出来ます。こういう我儘がきくのも三友工務店さんならではだと思います。

家の建設現場を見て、家を一軒建てるのには実に多くのパーツがあり、裏で働いている人がたくさんいて、そういう人たちの頑張りが結集されていることに改めて気が付きました。私たちがこれからずっと暮らす家は多くの人たちの力で支えられている。そのことに感謝すると共に、本当に家は一生の財産だと思いました。

今まではマンションで子どもたちが伸び伸びできなかったのですが、これからは家の中で走り回っても大丈夫。収納も足りなくて片付かなかった問題点も、計画的な収納のお陰で解決しそうです。子どもたちと一緒に整理整頓して、自分のことは自分で出来るようになってくれることを期待しています。

（ご主人）こちらのこだわりに応えてくれる会社で、安心してお任せできるスタッフが揃っているところ。

（奥様）私たちのこだわりを尊重してくれ、こだわらない部分もきちんと提案してくれる会社。

知識を得るために私たちもそれなりに勉強しなくてはいけませんが、家づくりは一生に一度のことなので、ぜひ一緒に楽しんでもらいたいです。家づくりは非日常的な経験で、社会には色んな仕事があり、色んな道具や部材があることを知ることができる、本当に視野が広がる良い経験だと思います。