「インテリアが映える、すっきりした家に住みたい!」
そう考えたときに選択肢に上るのが「造作家具」だと思います。
造作家具とは、部屋のサイズや用途に合わせて製作するオーダーメイド家具のこと。
壁にぴったりおさまるテレビボードや図書館みたいな本棚、
キッチンと一体化したオシャレなカップボードやカウンターなど、
雑誌やテレビで見て憧れている人も多いのではないでしょうか?
でも、造作家具にはおしゃれなメリットだけでなく
知っておくべきデメリットもあります。
今回のブログは、造作家具の基本や最近の傾向などを
三友工務店が手掛けた実例とともにご紹介いたします✨
🏠造作家具のメリット なぜ選ばれるのか?
造作家具の最大の魅力は、既製品にはない圧倒的「フィット感」。
具体的な例として、次の4つがあげられます。
①空間の無駄をゼロにできる
壁と柱の位置、梁の太さや天井の高さを計算して作られるため、
デッドスペースが生まれません。
家具の幅や高さが揃い、見た目にもすっきり。
隙間にホコリが溜まるストレスからも解放されます。

②地震に強く安全性が高い
壁や床、天井にしっかり固定するため、
大きな地震が起きても家具が倒れてくる心配がありません。
設置場所によっては、柱と同様の補強材となったり、
防音壁の役目を担うこともあります。

③インテリアに統一感がでる
壁紙や床の木材、キッチンの面材と同じ材料で作れるため
空間全体のテイストを統一することができます。
デザインを合わせることで安心感と落ち着きが生まれ、
より美しい部屋となります。

④収納物に合わせた“シンデレラフィット”
手持ちの家電や本のサイズに合わせて棚の高さや奥行を設定できるため、
収納効率が格段にアップします。
趣味のアイテムなど既製品では上手に収まらなかったものも、
「見せる&片づける」を容易に両立できます。

🏠造作家具のデメリット 導入前の注意点
一方で、造作家具には次のような注意点もあります。
それぞれの予算や生活スタイルに合わせて検討しましょう。
①初期費用(コスト)が高くなりがち
大量生産の既製品とは異なり、材料費、設計費、職人の人件費がかかるため、
どうしても費用は高くなりがちです。
また、扉の開き方やデザインなど細部まで決めなくてはならず、
それなりに打ち合わせに時間と手間もかかります。

②移動や模様替えがしにくい
一度設置すると壁と一体化するため、簡単には動かせず、
将来的に部屋のレイアウト変更を考えている人には不向きとなります。
ライフステージが変わるなどして家具が不要となった場合、
取り外すための解体工事や壁の補修工事が必要となることもあります。
③不具合時のメンテナンスが難しいことも
メーカーの既製品ではないため、壊れるなどの不具合が出た場合は
製作会社の設計士さんや職人さんに頼まなくてはなりません。
特に趣向を凝らしたデザインや材料・部材を使った場合、
年月が経つと担当した設計士さんや職人さんが退職するなどして、
修繕がスムーズに行えないケースもあります。
🏠最近の建築事情とデザインの傾向
近年、日本の住宅事情やライフスタイルは大きく変化しています。
それに伴い、造作家具に求められる役割やデザインの傾向にも
新しい波がきているようです。
①暮らしの多目的化「ワークスペース」の造作
在宅ワークが定着した最近の傾向として、
リビングの一角にコンパクトな「造作デスク」を設けるケースが増えています。
また、階段下や壁の厚みを利用して、
こもり感のある心地よい「ヌック」の造作も人気があります。

②すっきり見せる「ノイズレス・ミニマリズム」
最近のインテリアは極力無駄をなくした「ノイズレス」なデザインが主流。
造作家具でも、あえて取っ手をつけない「プッシュオープン式」の扉や
壁と同化するような、大容量の隠す収納が好まれています。

③「既製品×造作」の適材適所なハイブリッド
建築資材の高騰もあり、家じゅうすべてを造作にするのではなく、
賢く予算を配分するケースも増えています。
例えば、リビングのテレビボードやキッチンの背面収納など、
来客時などに目立つ場所だけを造作にして、
子ども部屋や寝室の収納はユニット家具を組み合わせるという、
コストを抑えつつ満足度を上げる工夫が一般的になっています。

④間仕切りを兼ねた「可変性のある造作」
完全な固定壁を作らず、造作の本棚やクローゼットを
「部屋の間仕切り」として活用するデザインも増えています。
子どもが独立した際、家具を一部撤去して広い空間を作れるように、
あらかじめ可変性を持たせた設計にするアプローチです。
🏠まとめ 造作家具で後悔しないためのポイント
造作家具は、家づくりの満足度を大きく左右する重要な要素です。
導入する際は、以下のポイントを意識してみると良いでしょう。
★すべてを造作にせず、既製品とのバランス(予算配分)を考える
★5年後、10年後のライフステージの変化(子どもの成長など)を見据える
★コンセントの位置や配線ルートを設計段階で綿密に打ち合わせる
というわけで、メリットとデメリットをしっかりと理解し、
最新のトレンドを上手に取り入れながら、
あなただけの理想の住まいを形にしていきましょう!!
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