最近、中古住宅を購入して、
リノベーションされてお住まいになるお客様が、
非常に多いです。
土地からの新築だと総額費用が高くなりすぎて、
とても手が出ない、というところもあるかも知れません。
中古住宅を購入してのリノベーションであれば、
総額費用も新築の70～80㌫位に抑えられます。
そこが魅力です。
今回のご依頼も中古住宅を購入してのリノベーションでした。
「気になる中古住宅があるので見て欲しい！」
とのご依頼から始まりました。
購入された中古住宅は軽量鉄骨造で築38年。
延べ床面積が37坪の2階建ての建物です。
軽量鉄骨なので木造在来工法とは違い多少やりにくい面はあります。
図面が揃っていればいいですが、40年近くにもなると図面も散逸して
見つからないことの方が多いです。
今回の場合も詳細な図面がありませんでした。
その為、いざ着工してみると、
取り除く予定の壁にブレース（筋交い）があることが分かり、
間取りを大幅に変えざるを得なくなるという問題が発生しました。
事前調査をしていても、
このように実際に壁をはがないと確認できない部分もあったりします。
また図面が残っていても実際とは違うことも多々あります。
その為、リノベーションでは現場に応じての
臨機応変な対応が不可欠です。
今回の問題も、
経験豊富な設計竹ノ井さんと工務吹春君が話し合い、
逆転の発想で解決策を見いだし、プランを上手くまとめてくれました。
こんな感じのリノベーションとなりました。
着工前
解体状況
完成
先日行いました社内検査の様子です。
なお、お施主様のご好意により、
来週末の17日（土）18日（金）の2日間。
完成見学会を開催させて頂くことになりました。
詳しくはイベント情報をご覧下さい。
https://www.sanyu-k.jp/event/15604.html
