
カレンダーも残り2枚となり、
今年もあっという間に過ぎていきます。
ぶらっと本屋さんに立ち寄ると、
2026年の手帳がずらりと並んでいて、
「もうそんな時期か」と少し寂しさを感じます。
やりたいことは色々ありますが、
結局のところ何も手つかずに終わっているような感じ。
毎年のことですが本当に1年あっという間ですね。
私は長年使い続けてきた手帳を変えることにいたしました。
35年間使い続けてきたA5サイズのシステム手帳で、
1日2ページ構成で、
スケジュールの横にはその日の出来事や考えを
自由に書き込めるスペースがあります。
気づけば、
人生の半分がこの手帳に記録されていることになります。
使い始めたきっかけは、
1990年前後にあったシステム手帳ブーム。
目新しもの好きな私は早速その波に乗り、
この手帳を使い始めることになりました。
価格も毎年の差し替えリフィルだけで1万円もする代物。
それまで毎年のように手帳を変えていましたので、
あまり長くは続かないと思っておりました。
ところが、
思いのほか私のスタイルに馴染み、気がつけば35年。
我ながらよく続いたなぁと感心します。
手帳にまつわる懐かしい思い出が一つ。
ずいぶん昔のことになりますが、
結婚した際の嫁からの結納返しで
「スーツではどうか?」という話がありました。
が、私はいつも手元にあって長く使える
「システム手帳カバー」をお願いしました。
たぶん、
嫁も予期せぬ返答で驚いたのではないかと想像します。
そのカバーは15年以上使い続けて壊れてしまいましたが、
いまでも手元に置いて大事に保管しています。
考えてみると、
これまででも一番高価なプレゼントだったと思いますね。。。(笑)
そんな思い出の手帳も、
リフィル箱が35個分。
並べると壮観ですが、見返すこともあまりなく、
本棚の一角をずっと占領しています。
そろそろ終活も考えないといけないので、
整理を…と思っていたところ、
「ほぼ日手帳」から「HON(A5)」という手帳が発売されておりました。
この手帳、昨年から発売されていて、
1日1ページタイプの手帳で「本」のようなデザインが気に入りました。
使い勝手も今の手帳に比較的近く、
これなら本棚に置いてもそれほど邪魔にならないと思っています。
新しい手帳に切り替えるのは少し勇気がいりますが、
これもまた新しいスタート。
35年間お世話になった手帳に感謝しながら、
心機一転がんばってみようと思います。
ちなみに、もう一冊、携帯用の「マンダラ手帳」も併用しています。
同じ予定を2冊に書くのは少々手間ですが、
2回書くことで忘れ防止にもつながっています。
この先も、お気に入りの手帳を本棚に何十冊も並べられるように
元気な日々を重ねていけたらと思います。




