
三友工務店の事務所ビルも築28年。
気づけば2階は当時のまま、ほとんど手を加えずにここまで来ました。
「使えているから、そのままでもいい」と言えば確かにそうなのですが、
人数や仕事の進め方が変わってくると、じわじわと“使いづらさ”も出てきます。
今回の改修で一番大きいポイントは、
設計と工務を仕切っていた間仕切り壁を撤去することです。
カタログ棚が設置してあったこの壁を撤去します。
壁一面にカタログ棚がありましたが、すでに撤去済み

スタッフがこれまでの感謝を込めて落書きしています。

この壁が「視界の壁」にもなっていましたので、
思い切って壁をなくし、部屋全体が見渡せるレイアウトにします。
目的は、設計と工務が同じ空間で同じ情報を共有し、
相談や判断が自然にできる環境をつくること。
まさにプロジェクト名のとおり、
「One Office, One Team ― つながって、ひとつになる ―」を形にしていきます。
もちろん、ただ壁をなくせば何でもうまくいくわけではありません。
席の配置や動線、ちょっとした打合せができる場所、
集中したいときの工夫……。
「話しやすい」と「落ち着いて仕事ができる」を
どう両立させるかが腕の見せ所です。
設計の内田さんが中心になってまとめてくれていて、
みんなでワイワイ言いながら検討中です。
設計スタッフが集まってプラン検討中の様子

「誰が、どこに座る?」など、席次を巡って色々な意見が飛び交い、
ある意味、このプロジェクトのおかげで互いに話す機会も増え、
良いコミュニケーションづくりにもなっていると感じています。
そして今年4月には、
新卒の設計スタッフが1名入社してくれる予定です。
毎年のことではありませんので、会社としてもとても楽しみにしています。
新しい仲間にとって、最初の数か月は覚えることだらけですし、
分からないことを遠慮なく聞ける雰囲気が何より大切だと思います。
「誰に聞けばいいか分からない」「忙しそうで声をかけづらい」では、
本人も周りももったいない。
だからこそ、見渡せて、
自然と会話が生まれる空間に整えておくことには意味があります。
先輩たちにとっても、ちょっとした声かけや確認が増えることで、
教える側の学びにもつながるはずです。
工事はできるだけ早い時期に着工し、
3月末までに完成させる予定です。
築28年の“当時のまま”だった2階がどのように生まれ変わるのか。
私たち自身も楽しみにしながら、プロジェクトを進めてまいります。




