■外の風景を住まいに取り込む
「借景(しゃっけい)」という言葉をご存じでしょうか?
借景とは、もともと造園で用いられる手法で、
敷地の外にある雑木林や竹林といった自然の景色を
庭の構成要素に取り込むことをいいます。

この借景の考え方は家づくりにも応用することができ、
窓によって外の風景を絵画のように美しく切り取ったり、
空間に広がりをもたらしたりすることができます。
借景を取り入れることで住まいの質や快適性が向上し、
居住空間の魅力がさらに高まると言えるでしょう。
■景色を切り取る窓の役割
上手に借景を楽しむには、
家の中から風景がどのように見えるかを考慮しながら、
窓の位置や大きさを計画することが大切です。
😊「それなら窓は大きい方がいいのかな?」
確かに窓が大きくなると見える景色も広がります。
でも単に窓を大きくすれば良いというわけではありません。

窓を計画する際には、風景の見え方のほか、
日差しの入り方やプライバシーにも配慮する必要があります。
せっかく美しい風景が見えるはずなのに、
「外からの視線が気になるから…」
とカーテンを閉めっぱなしにしては、もったいないですよね。
「隣家の窓と重ならない位置にする」
「通りから視線が届く範囲と角度を確認する」
などが主なポイントになります。
プライバシーの問題は、窓の位置でクリアしやすくなります。
例えば、床面に接した地窓は外からも視線が届きにくく、
ちいさな緑も活かしやすいためオススメです。
基礎を上げて外との視線をかわしたり、
座った位置からだけ見える高窓というアイデアもあります。

■絵画で例えるなら窓枠は額縁
窓の位置や大きさだけでなく、窓枠の存在感も重要です。
窓枠を額縁に見立てて「ピクチャーウインドウ」といいますが、
窓を開けた時に、アルミ枠と木枠では風景の見え方も変わってきます。

窓を覆うものもカーテンかブラインドかロールスクリーンか、
カーテンも色や柄によって印象が大きく変わります。
壁紙も同様で、
せっかく眺めが良いのに派手な柄の壁紙にしてしまうと、
どちらの良さも損ねてしまうでしょう。
😊「壁紙か景色か、どっちを主役にするかだよね!!」
また、玄関など窓を開ける必要がない場所なら
FIX(はめ込みの開かない窓)という選択肢もあります。

■借景メリットのまとめ
借景を取り入れることには多くの魅力と利点があります。
まず、窓から広がる美しい景色が、住まいの雰囲気を一変させます。
四季折々の風景や自然の移ろいを感じながら、
ゆったりとした心穏やかな時間を過ごすことができます。

また、借景は居住空間を広く感じさせる効果もあり、
ウッドデッキなどを設けることにより室内と外部に一体感が生まれ、
より開放的な空間を実現することができます。
😊「でも借景って新築にしか出来ないんでしょう?」
😊「自然豊かな場所に住んでないと無理なんじゃないの?」
いいえ、そんなことはありません。
リフォームでも窓の位置や大きさは変えることができます。
空きスペースで新たに借景となる庭をつくることも可能です。
例えば天窓をつくるというのも、
青空という景色を眺められる立派な借景です。

😊「借景って、ちょっといいかも!?」
そう思ったら、ぜひご相談ください!!
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