以前と比べると、窓の位置や大きさはそれほど変わっていないのに、部屋がとても明るくなりました。壁が漆喰の白壁になったからでしょうか。また間接照明は暗いのかと思いきや、しっとりと落ち着いて素敵な雰囲気です。造作家具も最初は要らないと思っていましたが、置き家具がいらないので、やっぱり作って良かったです。とにかくホテルの一室のようにきれいで快適で、家族も驚いています。
私たちが希望したのは、1階で全ての生活を完結できる平屋のような家。テレビを見ながら家事ができるキッチン。木を使った優しい雰囲気の室内空間です。
分譲マンションに暮らしていましたが、小さい子どもがいるため走り回る音が上下階や隣に響かないか気になっていました。そこで一軒家を探していたところ、同じ校区内に中古物件が売りに出ており、希望していた平屋で条件も良かったことから購入。元々の造りが築44年と古かったため、住む前に水回りはしっかりしたいと思いリフォームをすることにしました。
リフォームか建て替えかで悩みましたが、祖母や母が暮らした家であり、子どもの頃に遊びに行った思い出もあって、壊してしまうのはもったいない。お金はかかるかも知れませんが、そういった思い入れを大切にしたいと考え、リフォームをすることにしました。
見た目も性能もほぼ新築と変わらず、住みやすく、夜にリビングでひとりまったりしている時など、リフォームして本当に良かったなとしみじみ思います。特に冬に寒くないのが快適で、リビングは随分と広くなったのにエアコンひとつで十分に温まります。
三友工務店さんは住宅メーカーとは営業の仕方が全く違い、施主側がどうしたいのかが最優先。営業マン主導ではなく、私たちのペースに合わせて進めてくれるのが良かったです。
私たちの希望したことは細かなことまで全て叶いました。良い意味で予想をはるかに超えたという印象で、「ここはもっとこうしておけば良かった」というのが一つもありません。特に冬は暖かく、暖房をつけてヒーターを入れて石油ストーブまで焚いていた前の家では考えられない快適さです。
古い家なので使い勝手が悪く、冬の寒さ夏の暑さも厳しいものでした。また、二世帯住宅ではありましたが、母屋に両親が、私たちは離れで寝起きし、食事や入浴の時だけ母屋に集まるという生活だったため、家族7人が同じ屋根の下に暮らせるようにしたいと思っていました。
冬暖かく夏涼しいだけでなく、コンパクトな水まわり&回遊動線で家事も楽に。離れが普段使いできる客間になったことで、父の思い出も残すことができました。