コレクションが上手に飾れるように展示ギャラリーのような品格のある玄関ホールを希望しました。
物件は築38年の軽量鉄骨造の2階建て。生活の場となる1階は、冬は暖かく夏は涼しく快適に過ごせるためにも断熱を重視しました。収納もたくさん欲しかったです。
最初は地震の応急処置だけのつもりでリフォームは考えていませんでしたが、一番古い部分は築300年ほど経っている家です。それを部分的に改築を繰り替えしてきたので、床の高さが違ったりと何ともちぐはぐな家でした。加えて夏は暑くて冬は寒いし、特に台所は不便だったため、これを機にリフォームをすることにしました。
もとの家は昭和48年に祖父が建てた3世代住宅でした。来客の多い家だったので客間が多く、家族のためというよりお客様のために建てた家。でも、今となっては日常生活に使えない部屋が一番日当たりの良い場所を占めていて、とにかく使い勝手が悪かったんです。
最初は2階建ての家を活かしながら、さらに新築の家を増設するというプランが飲み込めず、本当にリノベーションなんて出来るのかと不安もありました。
以前は親世帯と同居だったので主に二階で生活していましたが、夫婦二人暮らしになったため、一階だけで生活が出来るようにリフォームをお願いしました。
イメージは完成見学会で見た一戸建てのイメージ。お陰で玄関が随分と明るく広くなり、ものがすっきり片付くように。これまでの圧迫感がなく、家に入った時の開放感が全然違います。
築25年の総二階建てで、母が1階、私たち家族が2階での完全二世帯で暮らしていました。これまで屋根も外壁も何もしてこなかったため、主人が定年を迎えたのを機にリフォームを考えるようになりました。そんな時に熊本地震があり、その翌年に母が亡くなり、息子家族も実家に戻りたいという話があり、そこから本腰を上げて家のことを考えるようになりました。
実は何社かにリフォームの相談をしたのですが、気に入っていた土間を崩さないとダメだとか、こんなに古い家のリフォームは出来ないとか、土間の梁が母屋を押しているので梁は取り除かないとダメだとか、どこも無理だと断られていました。